スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

雨の日の雑感と星野道夫氏の写真集のこと 

雨の日の雑感と、
星野道夫の写真集で感じたことの記録。

まったく、役に立ちません。あしからず。


■ある雨の日の午後

どんよりと曇って雨がしとしと。

テレビがない静かな部屋で本を読んでいる。

もういい加減に買わねばと思うのだけど。

うるさい箱を買ったら、変わってしまうであろう
今の生活をもうちょっと楽しみたくもある。

コーヒーメーカーでたくさん淹れた
コーヒーをおかわりしながら、
たまに雨を眺め、足りない知識を補強する。

そんな何もない日に、パソコンを部屋の片隅に持ち出して、
パタパタと何事かを書く。

職業的な文章を離れて、
心に浮かんだことを言葉に定着させる作業を、
駄文でも続けられるのは、癒しがあるからだろう。

足りない何かを、補うというよりも、
散らかった部屋を、すっきりさせるような効果がある。

場合によっては、浮かぶ言葉や文章が足らずに
ストレスになってしまうけれど。

その効用を昔から信じて、何かがあれば
ノートに書くことによって解決してきた。

「ブログは、なんのためにやるの?」

よくある質問だけど、作って、続けている人は
書くことによって癒され、共感や共有を通して、
間違いなく、自分のためになっている。

ノートに記すこととの違いは、
見られる自分を意識するかどうかだけだろう。

無数に広がるテキストたちをみていると、
煩雑さにいやだと思う反面、
自分もそれに加担している一人だと認識すると、
ネット社会の渦に巻き込まれた被害者を気取って
批判するのもはばかられる。

曇天の日の雨は遠い世界につながる
ネットの網目を想像するのにちょうどいい。


■星野道夫の写真集

最近、一つのまなざしを知った。

「星野道夫の宇宙」

私の写真の見方は、今まで何だったのだろう。

 まっすぐこちらを向いたホクトウワシの黄色の目に映るもの。

 鮭をくわえたグリズリーがギロッて見ている構図。

 ヘラジカが角を低くして威嚇して、目の前の図。

 アザラシが呼吸のために割れた氷から顔を出して、
 カメラにびっくりした顔。


写真を活字で疲れた頭で理解しようとしても、
何も見えてこない。

ぼぉーとして、眺めていると動物たちの屈託のない
姿に物語があるように見えてくる。

それは、星野氏が動物たちに、
どんな目を向けているかを感じることである。

カメラを構えた星野氏の意識が、
彼らの自然体の姿に映し出されている。

数ある動物写真家の中でも、
彼の写真だけが、なぜ注目をあびるのか、
その秘密は、彼のまなざしが被写体を通して、
見る者の心を動かすからだ。

あるがままの自然を解釈し、物語を想像し、
意味を求めるのは、見るものの心のありよう。

同じ写真を、いつ、どんな気持ちで見るかで
見た者の心の風景は異なる。

星野氏のフィルターを通すことで、
世界がかわって見えることを知った。

星野氏の写真集。

買わねばなるまい。
彼のまなざしに憧れ、いつか自分のものにと願いつつ・・・
スポンサーサイト

コメント

yamagiさんの感受性と、ヒキの効いてる長けた文章力に引き込まれます。モルトの記事では、思わず笑わせられちゃうし・・・とっても魅力的な方ですね!

うさ

ブログの文章を見るたびに、
直したいという衝動に駆られます。

その時期の気分や出来事や酒によって
載せる文章は変わります。

コンセプトがズレるのを、よく反省しております。

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://yamagy.blog18.fc2.com/tb.php/86-c8a1e07b

Powered by . / Template by sukechan.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。