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ミュンヘン、ブロークバック・マウンテン 感想 

映画の日だったので、映画を2本。
たまには、活字から離れて気分転換です。

ネタばれなしですので、映画を見たい気分のときの
ご参考までにどうぞ。



■ミュンヘン

20060402110239.jpg


悩みが、そのまま・・・救いなし。

パレスチナとイスラエルの問題に真っ向勝負の本作品は
観客を問題の渦に巻き込んだまま、
彷徨し、答えを提示することなくエンドをむかえます。

久しぶりに、人が生々しく
殺される映画を観た後味の悪さが残りました。

スピルバーグ監督の作品だと思って、
救いを求めても、助けは来ません。

それぐらいパレスチナ問題は深刻であることの証左でしょう。

悲しくなるほど、人が犠牲になっていくなかで、
主人公の苦悩を背負ったまま、映画館をでるのが
重すぎる映画でした。

5年前、旅したイスラエルの雰囲気を思い出しつつ、
そのままの緊張が30年以上前からあることにも
驚きました。

(ワイングラスで、底が四角いのを使用しているのは、
フラスコ画によくあるキリストの食卓で見たような気がします。
ユダヤ人の食卓を、意識したセットなんだろうとおもいます。)


■ブロークバック・マウンテン

20060402110252.jpg


好きになったら、しかたない・・・

テーマがテーマだけに、映画好きでないと、
観ないではと、余計な心配をしてしまいます。

ボクも、観る前は受賞歴のすごさで観た
ミーハーなやつですから・・・

でも、観た後はすっきり、さっぱり。

同性で愛し合うという姿に、
ボクが見慣れていないから違和感があるだけで、
どちらかを女性にすればいつもの
恋愛映画になりましょうか。

時代背景から考えても、禁じられた愛の形を
純粋さで守る姿に、胸うたれます。

好きになったんだから、どうしようもない。
とめることも、とどまることもできない。

自然の中で遊び、時を共有する、
あつい友情の世界に一気にもっていかれます。

テンポよくすすむストーリーが、
プロットをほどよく複雑にしていて、
二人が年を重ね、問題が切実で困難なものになるのと
パラレルに進行し、時間を感じさせません。

カウボーイ姿のお兄さん二人が、殴り合いつつも、、
「今のままでは、(愛が)たりないんだ」
「じゃあ、どうしろっていうんだ」
こんな二人の会話は、
見慣れている恋愛映画と変わらないのです。
むしろ、同性どうしだから、性の違いでなく、
個性のぶつかり合いが際立つのでしょう。

二回目を見ることがあったら、
ちょっとは見慣れた愛の形に、ボクも泣けるかもしれません。

評価の高さに、納得できる作品でした。
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コメント

私もミュンヘン、見ました。
重かった。
日本人としてのアイデンティティを感じずに生きている自分が、少し恥ずかしくなりました。

>さーか

重いのですが、それいじょうに
描き方が・・・
最後の回想シーンとか、
ああいうの、好きじゃないな。。。

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