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下流というトレンド 

「下流社会」って本が売れてますね。

そもそも日本が平等な社会だったのかと考えれば、
みんなが中流幻想に陥っていただけなんじゃないかと思う。

日本社会の平等を疑ったり、
格差の拡大を予測する本は多数ある。

筆者によれば、意識の差が階層の差を生むという。

厳然たる上流階級はいるとしても、
意識や気持ちの持ち方の差で階層が決まるという社会。

ここが本書の面白いところ。

親の仕事や生まれた環境や、周りの環境などが影響して、
人生においての目線が低い場合、たったそれだけのことで
下流意識を持つ社会になることに警鐘を鳴らす。

下流社会は、意識の問題。

下流社会に自分がいると決めるのは、収入だけでなく
現状に不満があり、周りと比べて低いと思えば下流になる。

それは逆も真なりで、収入にかかわらず、
上流意識を持つことも可能である(あんまりないが)。

女性が、未婚で親元でパラサイト、30歳以上になって
収入があっても不幸せであるとか、
男性が、収入があっても忙しすぎて、
35歳まで結婚できないで親元にいるとか。

不幸せな要素はそれぞれだが、予想がつきそうなもの。


面白いのは、団塊世代がその子供たちに発していた
「好きなことをしなさい、自分らしく生きなさい」という
メッセージが奇しくもその下の世代で、
下流社会を生んでいるように読めるところ。

団塊世代のジュニアで、上流にいると思う人は、
「自分らしくある」よりも、「金や名誉をとる」ことで
意識的には優越感を持っている。

「自分らしくありなさい!」というメッセージを
気持ちよく受けとめることで、中流であることの
万能感をどこかで持ち合わせていた僕らの世代にとっては
複雑な気持ちにさせられる。

 収入があって豊かな生活=個性的
 収入なくて個性的な生活=貧乏

このあたりのアンビバレンツな感情をどうとらえて、
生き方に反映していくかだろう。

本書の巻頭にあるチェックリストは、
怖いぐらいに自分は下流にいるかもって思わせる。

立ち読みでお試し下さいませw

○雑誌としてやるとすれば・・・

 ▼下流社会のテーマについて

  下流社会を特集のメインにするには時期的にもう古い。

  特集としては、暗くてネガティブすぎる。
    (商業系には向かない)
  

 ▼読者の問題

  下流社会の意識を持つ

   男でいえば、SPA系、フリーター系

   女でいえば、ギャル系、普通のOL系
    (いずれも本書のカテゴリー分けによる)

をメインの読者としている雑誌であれば、
彼らの味方でなければならない。

彼らのモチベーションをあげるべきだとすると、
あまり批判もできないところ。

それについては、新しい切り口が必要だと思う。




以下はおまけですが・・・

ここで雑誌の投票ができます。↓

http://magazine.yahoo.co.jp/index.html


雑誌の一覧をざっと見れます。
 まるでデスクトップにマガジンラックができたようです。

http://www.zassi.net/bin/Index.asp



経済学は、人を幸せにしない!

っていうことを学生時代からずっといってきて、

いまだにこのことを納得できないのです。

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