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きのう(BlogPet) 

ロで、分類するはずだったみたい。
きのうロで、分類したかった。
きのう、ロがボンで会話するはずだった。
ローランドと価値が矛盾したよ♪


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「アイラ君」が書きました。
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ダーウィンの悪夢 

雑誌「SWICH」1月号で、小林武史とフーベルト・ザウパーの対談がありました。だから載せるわけではないですが、最近見た映画のレビューです。このあと、家にゴキブリが出たもんだから、ほんと死ぬかと思いました。

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まあ、長いのでゆっくり読んでくださいまし。



無音から始まるエンドクレジットの暗闇、静まりかえる館内に重い空気がまざって、やるせなさが先進国日本に生きる観客一人ひとりにのしかかった。見せつけられる映像のイメージを頭に描いて心の準備をしていたつもりだったが、想像以上の映像と負のサイクルに完膚なきまでに打ちのめされた。

換金性の高い白身魚のナイルパーチの加工貿易が生んだ悲劇に、目を覆いたくなる。一杯の鍋の食料を奪いあう子供たち、売春しエイズで亡くなる女たち、目をぎらつかさせて戦争を望む男たち、彼らがたどたどしい英語で語るすべてが、どこかで日本とつながっている現実。重すぎる。遠い世界で起きていることに無縁でいられず、グローバリズムが悪だと言っても、日本に生きるぼくの言葉は空々しく響くだけだ。

ただね、渋谷の街の喧騒や屈託のない少年少女たちの姿を見ながら、昔の自分なら一人で絶望し、無神経さを嘲って優越感でネットに文章を書き散らしただろうと思うんだよね。若いころにやっていたエセNGOの活動も、会社では得られない充実感の代替物が欲しかったのだと、いまになって解ってきたんだな。でも、それらの体験を経て多くの仲間に支えられて達成したことや、やっても得られなかったもののおかげで、ぼくの20代は幸せなものだったと自信をもってここにいられる。

世界の人々の幸福のために心から祈るということがとても美しくて大事な行為であるとわかっている。この社会システムや不幸の連鎖に憤ることには、誰もが賛同するとわかっている。

そう表明しないのは、どこかに嘘っぽさがひっかかることに心が同調しなくなったから。心と体は、不思議なものでそう思うようになると、体は動かず心は内省的になっていくんだね。エコやロハスが全盛の時代にこうした気分を表明するには勇気が必要で、30歳を目前にしたいまだからできるようになった、と思う。

いまは、人を変えるために何かしようとは思わない。自分がそうされたらいやだから。

いみじくも小林武史のメッセージこうあった。
「たやすく哀しくなったり、怖くなって同調するのでも、人ごとだと思うのでもなくこの問題が僕らの周りもいっぱい溢れていることを感じること。そこをどう乗り越えるのか。『救いようがない』と、諦める必要なんかない。」と。

映像の深刻さに打ちのめされて、それが人に向かわないように急いで家にかけこむ前に、ぼくができたことは、コンビニでビニール袋を断っただけだったんだよね。そのことが妙にうれしい気分にさせて、明日から生きてやるぞ、と元気が出てきたんだな。おかしかったな。

ザ・ウィスキー・ワールド隔月刊行化への憂い 

前回は、重い気分につき合わせてしまってすみません。

口直しに、雑誌「ザ・ウィスキー・ワールド(THE Whisky World)」の話を大袈裟にしようと思う。

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大人組の別冊として季刊で出版されている日本国内で唯一のウィスキー専門雑誌である。

このザ・ウィスキー・ワールドという雑誌、マニアのウィスキー全般の知識欲を満たす役割を担っている。winter Vol.8は、ローランド特集で、エジンバラの紹介とその周辺の蒸留所のリポートで構成され、あとはその地にちなんだ文豪の人物紹介や連載がある。ちなみに、価格は1,300円で、だいたい100ページ以下のボリューム。

その雑誌が、次号より隔月で刊行される予定だ。

刊行の間隔のそれぞれの役割を考えると、季刊誌は長いスパンで捉えた情報を捉え重厚な特集を中心とした誌面で、隔月刊行誌はより短いスパンで細かいニュースから拾って時事的な誌面で、読者に訴求するのが意義だろうと思う。ウィスキー業界や、それに関連する知識は、IT業界などと違って日進月歩でニュースはなく、酒が熟成するかのようにゆっくりだから、隔月化する意味はなんだろうかと疑問があるのだ。

ウィスキー専門誌ゆえに、ウィスキー好きの読者の様々なニーズを満たすような読み物が満載されている。それでも、記事の好みは人によって分かれる。蒸留所のリポートに価値があるのは、簡単に現地に行くことができないから作り手の心意気を伝える写真や文章が意義を持つ。彼の地の文豪を取りあげるには、日本になじみのない地域の文化を知ることで、洋酒の歴史を知り味わいが増すのだろうという理由が考えられる。雑誌の作り手からすれば、読者が読みたいものと合致する記事は、その中でも1本か2本にすぎない。一冊ごと練り上げた企画と十分な取材で読ませる記事を作るのは、たいへんなことだと思う。

次号の特集は、アイラ島である。モルトウィスキーのなかでもアイラ島は人気があるから、現地の最新事情は読まれる記事になるだろう。それでも、「特集2」という扱いだ。特集に番号をつけて1、2、3として何が本当の特集なのか、キャッチーなタイトルだけで中身がない記事になりはしないか。加えて、アイラ島はこの雑誌の創刊時に特集を組んでいる。むろん、切り口を変えて、キルホーマンなどの新しい蒸留所を取り上げる予定とのことだが・・・隔月化することで特集の内容が薄くなるようならば、一冊の単行本を買うほうが詳しくて便利だ。

1,300円を2回も我慢すれば、2,600円。となれば単行本でモルトの知識を網羅した良質の本が手に入る。最新動向は、ウィスキーワールドのニュース欄のみで、立ち読みで済ませるのに十分な量である。雑誌が、本来の目的を失ってコレクションするために買わされるという状況に陥らないように内容を吟味して、買うかどうかの判断をしたいと思う。

しかるに次号の内容は、要チェックである。


つらつらと勝手なことばかり言っておりますが、一人の愛読者として、杞憂となってほしいと願うばかりです。

親父の存在 

年始から、重たいものが肩に乗っかっている気がして文章の趣向が違うのだけれども、ここにアップさせていただきます。澱のようなものがたまってくると、適度に吐き出す必要があると思うのです。



年末年始を長野の山奥で過ごすようになって、7年になる。
縁あって家族のように迎えてくれる宿で、東京育ちの私には田舎のかわりでもある。今年は中学生が手伝いに来ていて、珍しいなと思っていたら訳があった。

その子の両親は、スキー場近くの立派なログハウスで喫茶店をやっていて、田舎暮らしの見本のような生活をしている。妹が一人いて新年に、親父さんが晴れ着をみせにきたことを覚えている。幸福そうに見えた一家が不幸になったのは、親父さんが不動産を売却してあぶく銭が入ってきてから。

手につかないお金の魔力は人の心を蝕んでいく。若い時分に相続財産を得て、不動産管理などでゆたかな生活をしてきた親父さんは、世間知らずで、苦労を知らなかった。そこに、お金が入ったものだから生活は一変。車をジャガーに代え、英国にレンジローバーを注文し、ジョンレノンのサイン入りのレコードを高値で競り落とし、挙句に不動産投資に手を出した。

日々の贅沢な生活水準を落とすことができないから、あっという間に生活費がまわらなくなる。一家の大黒柱として家にいるのも辛くなって、家庭に帰ってこれなくなる。ちょっと仕事をするにも、経験がないからうまくいかない。精神的に追い詰められて、気が触れてしまい精神病院で養生することになった。ようやく回復し退院するのに、迎えに行った奥さんの車で帰る途中に親父さんは山へ逃亡。そこから自宅まで山をつたってきて、家族がいないあいだに自宅に戻っては食べ物を漁り、一週間ぐらい野山で生活していた。

何とか自宅に戻って生活を立て直そうにも、親父さんにはもはや生きる気力もない。

それから1ヶ月後、家族が目を離した隙に、裏山の木に縄をかけて首をつっていた・・・

のんびりと平和そうにみえる村で殺伐とした話を聞いたせいか、私にはどこか腑に落ちなかった。人の見栄や虚飾が、住む場所や自然の大きさで変わるわけではない。海外の貧乏な町で見かける裸足の子どもたちの目を覗きみて、心はピュアで美しいと妄想する先進国の独善的なロマンチシズムと同じだ。みな同じ人間。そうわかっていても、納得がいかないのはなぜだろう。

加えて、不動産投資は金融商品と比べて販売に関する規制が緩い。コンプライアンスの重視が貸し手にも求められ、運用の成果だけでなくリスクやデメリットの説明にも厳格さを求める金融商品に対して、不動産の売買には悪意ある業者が入り込む余地がまだある。ここまで食い物にされる前に、あの親父さんの目を覚まさせるべく忠告した人が周りにいなかったのかと、悔やまれる話でもあった。




先日が親父の誕生日で、福島の銘酒「飛露喜」をもって実家で一杯やってきた。
ゆく道すがら家族がいる幸せが、親父のいないあの子にはこの楽しみがないのだなと、当たり前のことに感謝をした。一人で生きていると勘違いして、細々した雑事を煩わしく思った自分がなんて罰当たりなんだろうと。



自然の中で身も心も軽くしてくるはずが、重くなってしまったのでここで軽くさせてもらいました。
文中にある「飛露喜」は、ネットでもプレミアムがつくような美味しいお酒で、普通の店には置いていません。すっきりとしていて、米くさくなく、でも味がしっかりしている日本酒です。ぜひ、オススメです。

モルトファン大集合!! 

恒例の行事のウィスキーマガジンライブが、今年も開催されます。

日時は2月18日10:30からで、会場は、東京のお台場ビッグサイトで前年と同じ会場です。
入場料は4,000円、個別の蒸留所のマスタークラスは各3000円。

マスタークラスの構成は、スペイサイド蒸留所、トマーティン蒸留所、ベンリアック蒸留所が新たに加わり、ラフロイグ蒸留所やカリラ蒸留所、シーバスリーガルが外れています。

マスタークラスの申込は1月12日より始まり、FAX等で申込みの必要があります。マスタークラスは、申込みが殺到することが予想されるので早めにお申込みをされることをおすすめします。

詳細は、下記のHPをご参照ください。
http://www.whisk-e.co.jp/live/live2007.html

昨年2006年のウィスキーライブに参加しましたが、申込時には高いと思った入場料の4000円がずいぶんお得に感じるほど、さまざまなモルトをテイスティングでき、酔っぱらうことができました。その経験から会場にはウィスキーに合う食べ物などが十分でないのが残念でしたので、行かれる際にはおつまみなどを持参されるとよいかもしれません。

今年も参加する予定です。

昨年は、マスタークラスがいっぱいで参加できなかったため今年はラガヴーリン蒸留所のマスタークラスに参加しようと思います。マスタークラスでは、5~6種類ぐらいの希少な?モルトの試飲と解説を受けることができ、目当てのブランドがある人にはたまらない企画といえます。

さて、祭りの準備です。

昨年のウィスキーライブの様子は、こちらから。番外編もあります。
本編:http://yamagy.blog18.fc2.com/blog-entry-68.html
番外編:http://yamagy.blog18.fc2.com/blog-entry-69.html

また、マクファーソンさんにお会いできるか楽しみな会でもあります。

モルト好きの筋(すじ)の話 

この3人で小さなバーらしきスペースに行きました。
そこの住人もモルトが好きで、個人的に集めたコレクションの中から、
好きなお酒を飲ませてくれて、ついでにモルト談義に花が咲きました。

一緒にいた女の子たちが、我々の会話を聞いて目を丸くしていたのが、
僕らがどれだけ遠い世界で会話をしているかを物語っているようで、
うれしいやら悲しいやら。
すまんねー。ココまできたら戻れませんので。

さて、そこで考えたことは・・・


マニアックなモルトの系統というか、筋(すじ)のはなしです。

筋(すじ)と聞くと、その筋の者という言い方があるように、
ある派閥というか、系統のようなものをいいますが、
モルトにも細かくみればそういう筋というものがあります。

モルトの分類にしたがって、グレーンかモルトかという原料の違いから、
シングルモルトのなかでも地域的な特性や個性の違いで
分けることもできます。

その系統のことを筋と呼んでみたいと思います。

そのスペースにあったお酒は、
地域でいえばローランドかハイランドの、原料はシングルモルトで、
味や香りはスムースでフルーティーなお酒の筋です。
その筋のコレクションのほんの一部はこんな感じです。

 グレンロセスの35年
 山崎の「謎」
 グレンリベットの35年
 グレンファークラス
 スキャパ
 ポートエレンの19年

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ポートエレンはアイラ島の酒ですが、香りはややスモーキーですが、味はスムース。
後に、干しぶどうのような香りに変わるような滑らかなお酒です。

一方、われわれ3人がすきな筋といえば、
地域でいえばアイラ島の、原料でいえば同じくシングルモルトですが、
味や香りでいえばスモーキーでピーティーなお酒が好きなわけです。

これだけあげつらって、なにが言いたいのかというと、
すばらしいお酒のコレクションであることは疑う余地もないのですが、
モルトの筋が違うことです。

数多くある酒の中で、ウィスキーを選び、バーボンでなくスコッチを、
スコッチの中でもシングルモルトを、そのなかでも・・・と続く限りない分類のこだわりの中で、
そこにあったコレクションは僕らの好みとは、筋が違うのです。

そのためか、すごくすごく残念ですが、
どんなに高くても、年代がたっていても
悪く言えば、我々には物足りないのです。

ですが、うまいのです。
足りないくせに、矛盾する言い方ですが、うまいです。
それでも、何かが足りないと思う自分がどこかにいるわけです。

その筋で集めたコレクションのすばらしさの価値を
同世代で僕ら以上にわかる人はいないという自信はあるのですが、
僕らとは筋違いで満足できなかったことには正直でいたいと思います。

同じ酒飲みならわかってもらえると信じて。

帰り道に、
「いつかあの味がうまいって言う日がくるよなぁ」と、
話をしながら帰りました。

我々はアイラ島の筋のもの、いずれ本流の本島の味に帰るときが来る日も、
そう遠くない日のような気がしています。

ひとがいつまでも変わらないということなんて、ないのだから・・・
(なーーんてね)

明けまして・・・ 

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そんなこんなで今年もよろしくお願いします。

新幹線が好きです。
仕事で乗るときも、ワクワクしちゃいます。
高速で移動している身体に、浮遊してまとまらない考え事をしながら、眺める風景。この感覚にとりつかれて、世界を放浪していたんだと今になってわかってきました。

よい(酔い?)年になりますように!
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