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1年のまとめ 

1年前のこの日にボクは、
一つの区切りをつけたことを思い出す。

それは、小さな竹の節のようなもの。

生まれ変わりはしないけれど、
新しいところからぐっとのびたはず(である)。

思えばあっという間に1年が過ぎたものの、
1年前のこの日の夜の不安と送別会のあとの寂しさと
すこしの安堵感はずっと忘れられないだろう。

何の気になしに風邪の病み上がりに
会社に向かっているところで、

今日は何の日だー?

と思っていると、仕事人生の中では
とっても貴重な日だったのだ。

この1年何があったかなー。

どれぐらい成長したかなー。

自分に悔いてはいないよなー。

何を付加価値で身につけたかなー。


この間の抜けたような質問のそれぞれが
深く考えるとまた重いこと、難しいことったら
ありゃしません。

引越し途中で、荷物を整理していて
中学時代や浪人していた頃のノートを、
読んだときに引き戻される生々しい感情。

ちょっと、笑ってしまいます。


おーーし、

5年後の自分に手紙を書いてやるつもりで、
1年間を振り返ろうと思っております。

なんか熱が出てきたっぽいので、
今日はこのあたりで。
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Text Stayle:「たて」と「よこ」 

文体の話です。

Yahoo文学賞が発表されて、読んでみました。

http://bungakushou.yahoo.co.jp/

モチーフやプロットなどを含めて内容は、
ものを書く人の思いは、
読者に正確に伝わることはあまりないと思うので
コメントはしません。

読んで思ったのは、

縦書きと横書きの文体の差が歴然としていること。

横書きでパソコンで書かれたと思われる文章を
縦に置いたときの違和感。

句点の打ち方や、文章のリズムが、縦書きにすると
おかしな感じだ。

それは、文章の雰囲気とでもいえるのだけど、
PDFで読んだときの迫力がないとは言いすぎか。

Yahoo文学賞の選考にあたっては、
読者が投票で選ぶのだから、
読みやすく、話のテーマが見えて、
ぐいぐい読ませる文章であり、
特に最初のつかみは大事だ。


でも、

「わかりやすい=共感」

には、ならないと思う。

小説って、ボクのイメージでは、
読者の前にバーンと立ちはだかって、
屹立しているものだと思うのは古いのだろうか。

あえて、読み手をおもんばかることもない。

手ごわさみたいなものを読む側に感じさせ、
襟をただし、正座して、居直らせるような言葉の嵐。

流行らないけれど、古風なものを欲していたボクでした。

「何かが足らない」

読んでいる間、ずっともやもやしていて、
足らないものの手がかりがつかめたので、
ここに記しておくことにします。

小説のテイストは、そのときの気分もあるから
ズンとくるものを読みたいというボクのわがままな
だけかもしれません。

冬のネットのお供に、読んでみてくださいな。
 
 yahoo文学賞

ボクは、学生時代にほとんどの
ドストエフスキー作品を読んで以来の長編として、
いつか読まねばと思っている
埴谷 雄高 の「死霊」
今年中にはチャレンジしてみたく・・・

時間の確保に走りたいと思います。

読了できるか、理解できるか不安ではあります。

悪いニュースの口直しに・・・ 

○ライブドアの粉飾決算

○宮崎被告の死刑判決と被告のコメントの内容

○ヒューザーの小嶋進社長の証人喚問のふてぶてしさ

くわえて、

○東証システムの取引ストップ


曇りの天気に追い討ちをかけるような、
新聞やテレビでの悪いニュースの嵐。

ちょっとひどすぎはしませんか?

そんな中で気になった、
日経と東京新聞の夕刊紙面をご紹介。

日経の夕刊がぐっと読者に魅力的になった。
斬新なのは、最終ページのテレビ欄をけずり、
全体的に文化度がアップさせたことか。
18日付でいえば、村上龍へのインタビューが載っている。
彼の近著「半島を出よ」は未読でなんともいえないが、
相変わらずの村上節である。内容はともかく、
いつも主張が同じなのかがいい。
どんな作家を今後インタビューしていくのか注目。

一方の東京新聞(18日付夕刊)。
社会面では、宮崎被告の判決を受けて記者とその家族との
奇妙なかかわりを基にした短いルポ。
まったく反省もみられない彼の死刑への感想の裏で、
どんなに親族が苦労したのか。
離婚、退職、改姓までした親戚がいて、
加えて賠償金を払うために先祖の土地を売り
事件の5年後に実父の自殺していた。
家族の苦しみは、いかほどだったのか。



世間に流れる重苦しいニュースが澱のように沈殿するなかで、
年賀状が一通、ひょっこりとかえってきた。


迎春
本年も充実の年となることと存じます。
小生にとっても貴君の選択はとってもサワヤカに感じました。
必ず良い仕事をされることと思っています。
頑張ってください。



差出人は、ボクが銀行時代に最後のディールで
カウンターパートナーであった出版社の社長。

当時、この契約を取るために
本部と交渉し、社長と銀行の利益の間を巡って
必死に駆けずりまわり、働いていたことを思い出す。

なんども破談になりそうで、
社長にも振り回され、上司には怒られ、
隠れて泣いたこともある。

契約の目処がなんとかつき、
後は事務手続きをすすめるだけになったところで、
退職の決意を社長に話した。

まだ次の会社も、なにも決まっていないなかで、
分野は違うけれど、同じ出版業界の世界に飛び込もうとする
ボクの心意気だけは解ってくれた。

どことなく、うれしそうだった顔を覚えている。

たたき上げの編集者で、自ら会社を興し、
業界では名をなしている社長からのエールは
不安だったボクの心に染み入ってきた。

「やるだけやってみなさい。」

「もしよければ、うちに来なさい。
すぐに席を用意してあげるから・・・。」

お世辞でも、なによりの励みになった。


昨年の暮れ、ぽっかりと空いた予定を
銀行時代の取引先のあいさつ回りに充てた。

社長のところにも近況報告を兼ねて
電話したところ、あいにくの不在。

それで年賀状をと、送った返事が冒頭の年賀状。

銀行を退職したと人に言えば、
口々にもったいないと答えが返ってくる。
そんな中で「ようこそ!」と迎えてくれた社長の一言で、
肩にかかる重圧がずいぶん軽くなったことを覚えている。

席を用意する云々の話は、実は本気だったらしく、
「銀行よりもいい給料を出さないと」と他の役員と
話していたと聞いて驚いた。

と同時に心は泣けてきた。


編集に向いているとおだてられても、
今までの道は険しく、これからも楽じゃない。

そのようにみえてきたところで1年が経ち、
「サワヤカ」って言葉に救われた。

あのときの決断は間違っていなかったと。


わたくしごとの小さなエピソードですが、
悪いニュースが続く中での口直しになればと祈ります。

下流というトレンド 

「下流社会」って本が売れてますね。

そもそも日本が平等な社会だったのかと考えれば、
みんなが中流幻想に陥っていただけなんじゃないかと思う。

日本社会の平等を疑ったり、
格差の拡大を予測する本は多数ある。

筆者によれば、意識の差が階層の差を生むという。

厳然たる上流階級はいるとしても、
意識や気持ちの持ち方の差で階層が決まるという社会。

ここが本書の面白いところ。

親の仕事や生まれた環境や、周りの環境などが影響して、
人生においての目線が低い場合、たったそれだけのことで
下流意識を持つ社会になることに警鐘を鳴らす。

下流社会は、意識の問題。

下流社会に自分がいると決めるのは、収入だけでなく
現状に不満があり、周りと比べて低いと思えば下流になる。

それは逆も真なりで、収入にかかわらず、
上流意識を持つことも可能である(あんまりないが)。

女性が、未婚で親元でパラサイト、30歳以上になって
収入があっても不幸せであるとか、
男性が、収入があっても忙しすぎて、
35歳まで結婚できないで親元にいるとか。

不幸せな要素はそれぞれだが、予想がつきそうなもの。


面白いのは、団塊世代がその子供たちに発していた
「好きなことをしなさい、自分らしく生きなさい」という
メッセージが奇しくもその下の世代で、
下流社会を生んでいるように読めるところ。

団塊世代のジュニアで、上流にいると思う人は、
「自分らしくある」よりも、「金や名誉をとる」ことで
意識的には優越感を持っている。

「自分らしくありなさい!」というメッセージを
気持ちよく受けとめることで、中流であることの
万能感をどこかで持ち合わせていた僕らの世代にとっては
複雑な気持ちにさせられる。

 収入があって豊かな生活=個性的
 収入なくて個性的な生活=貧乏

このあたりのアンビバレンツな感情をどうとらえて、
生き方に反映していくかだろう。

本書の巻頭にあるチェックリストは、
怖いぐらいに自分は下流にいるかもって思わせる。

立ち読みでお試し下さいませw

○雑誌としてやるとすれば・・・

 ▼下流社会のテーマについて

  下流社会を特集のメインにするには時期的にもう古い。

  特集としては、暗くてネガティブすぎる。
    (商業系には向かない)
  

 ▼読者の問題

  下流社会の意識を持つ

   男でいえば、SPA系、フリーター系

   女でいえば、ギャル系、普通のOL系
    (いずれも本書のカテゴリー分けによる)

をメインの読者としている雑誌であれば、
彼らの味方でなければならない。

彼らのモチベーションをあげるべきだとすると、
あまり批判もできないところ。

それについては、新しい切り口が必要だと思う。




以下はおまけですが・・・

ここで雑誌の投票ができます。↓

http://magazine.yahoo.co.jp/index.html


雑誌の一覧をざっと見れます。
 まるでデスクトップにマガジンラックができたようです。

http://www.zassi.net/bin/Index.asp



経済学は、人を幸せにしない!

っていうことを学生時代からずっといってきて、

いまだにこのことを納得できないのです。

行った! 見た! 泣いた! 


「ニューシネマパラダイス」を鑑賞。




(デジタル・リマスター版を銀座のシネスイッチで。)

名作です。

ハリウッド映画10本分の価値。

その効果は、イタリア南部の島に住む
貧しい映画少年の成長をとおして、
人生や愛や郷愁や微笑みをわけてもらえるもの。

見た後に、心に残るものが必ずある。

映画館入ったときとは違う世界に、
出たときには思うかもしれない。

人を誘って行くより、一人で受けとめ、
感動をその場の会話ではなく、
今後の人生をもって、答えていきたい。

って、大げさです・・・

劇場版は、大幅にカットされている部分もあり、
オリジナル版とは主軸が違うところがある。

トトの初恋をメインにするか・・・
トトとアルフレッドの男どうしの邂逅をメインにしているか。

オリジナル版は、トトが結婚しない理由が初恋にあると
暗示するんだったよなぁ・・と思い出しつつ、
劇場版は、男の友情を中心にカットしてそれはそれでいい。


いずれにしても、スクリーンで見られることが幸せ。

映画って、ほんとにいいもんだなって
思うときはこういう作品を見たとき。

デジタルリマスターで、すかーんと抜けるような
地中海の空にきれいな海、独特の土の色。
きれいな大スクリーンに魅了される。

ぼくは、映画を2度も見るなんてことはないのだけど、
人生を重ねて、新しい発見がいっぱいあった映画。


今も感想を記しながら、学生時代の欧州一人旅も振り返りながら、
テーマ曲が頭の中をぐるぐる回っている。

うまいカメラの描写に、なんていい台詞なんだろう。


「自分のすることを愛せ!子供のとき、映写室を愛したように。」


いつの歳になっても、寝れない夜がやってくるんだな。
一晩中、回想している壮年サルヴァトーレの冴えた気持ちが、
前よりはわかったような気がした。


おまけに、館内の他のお客さんも、
鼻をすする音やエンドクレジット後も
誰も席を立たない雰囲気・・・
みんなが、映画にぐっと引き込まれている。
そんな映画は、他にない。すごい。

ちゃんとしたスクリーンで、大きな劇場で
誰にも邪魔されずに、思いっきり浸りたい場合にオススメです。

ラストシーンで号泣・・・元気もついでにもらいつつ。


スクリーンでは、1月20日までの公開で、残りわずか。
タイミングがあえば、ぜひ行ってみてください。

ショットグラスで出される事件 

この3つ下の記事にしたのだけど、
ショットグラスで出てきてしまった。

拝啓バーテンダーさま ご参照



あーーーー、拝啓バーテンダー様って書いたのに・・・


20060110221006.jpg

↑マッカラン10年 ショットグラスとチェイサーの図。

とってもセツナイ図であります。

小生、これで飲むのは大変恥ずかしいのです。


小さいグラスゆえ、ちびちび飲む。

親父臭い。

あーーーー、もう勘弁してください。


香りは感じられず。

味は、ノンピーティーの干しぶどうの乾いた甘さ。
マッカランの味でした。

新年初のバーらしきところだっただけに残念。

新宿「SOL

ぜひぜひモルトグラスを用意してほしい。

駅から近いですが、
わがままな僕からすれば、ちょっといいたかったのです。

それ以外は、良い店だと思います。

ふしぎな酒 

成人式に初めてお酒を飲む若者なんて、
ほとんどいないんだろうけど・・・

そういえば、二十歳から付き合っているんだな。

過去からさかのぼり、小さな自分の歴史に
どーんと浸ってみる。

酒との付き合いで、振り返ると・・・



いろいろあります。



仕事で成功したときや、久しぶりの仲間との邂逅で、
美酒に酔い、はたまた仕事の付き合いで飲まされ。
時に苦い酒を飲み、失敗や嫌なことを忘れようとして、
つぶれたことは、学生時代から数知れず。

酒を飲んでも結果は変わらず、
すべて引き受けて、次に行かねばならないことを
酔いから覚めた現実が、冷徹に教えてくれる。

それでもひと時の間、酒にのまれ、助けられ、
この液体とは切っても切れない縁。

おかげで人生の重さに耐えられるように
してくれたんだろう。


できれば、うまい酒がいいのだけど。


どうしても素直になれない
親父と酒を飲み交わし、
いつか聞いた、昔話を聞く。

普段は、意地を張っているから
飲んでるときは、聞いてあげたい。
普段の自分に大人げないよなと自己嫌悪になりながら、
お互いに杯を重ねるのもまたいい。

親父との関係は、そういうものなのかもしれない。


そういえば、不思議な酒という液体と
つきあいはじめてから
もう10年になるんだなぁ。

飲み方も変わってくる。

ビールの味が分かるようになり、
ウィスキーの味を知り、
たまには焼酎もいいなと思ったり。

いつ飲んでも、味が変わらないビールのブランド。
ボトルを開けるたびに、味の違うワイン。
地域や原料で個性的な焼酎やウィスキーの味。

いつまで飲むことができるだろう。


なんだかな・・・


アウトプットした仕事のできの悪さに、
いたたまれない気分です。


言葉は、作用であり、効果。
効果なき言葉は、無。

読者の時間を浪費させたくないから・・・

まずは、ちゃんとインプットをします。


更新がご無沙汰になりましたが、
今年もよろしくお願いします。


いつか書いたiichikoのたたずまいをもって、
時代にもまれ、流され、見つめていたいな。

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